「韓国好き」が熱狂的な理由について考えてみた

koreaidol

안녕~
私はある日突然韓国にハマり、それから1年ちょっと韓国語の勉強をしています。
特に韓国人デザイナーのコスチュームっぽい服が好き。

周りにも韓国好きが居て、その友達ともよく話すのが、韓国好きは「熱狂的に韓国が好き」ということ!笑
一番多いのがアイドルのファン。

コンサートのチケットで良い席を取る為、1口年間5000円のファンクラブに3〜5口くらい入会したり、
それだけでは留まらず、韓国まで行って本国のファンクラブに入会し、ツアーが始まれば世界中一緒にまわる人もいます。
世界中ですよ〜!もはや、、メンバーです。

そういえばよくアイドルが「みなさんは僕たちの○番目のメンバーです。」という言葉を言うそうですが、
それは気の利いたリップサービスではなく、紛れもない真実なのです。

アパレルの友達にも韓国アイドルのファンが多いかもしれません。
良い年してちょっと恥ずかしいという理由で隠してる子もいるので、そういう子は隠れファンですね。w

— 何故そこまで熱狂的にさせるのか。
日本にもアイドルはいるのに、なぜ韓国のアイドルなのか、その理由について考えてみました。

まずはクオリティーの差。
歌唱力はもちろん、ダンスパフォーマンスも完璧に作り込まれています。

そしてそれをyoutubeで知るきっかけとなるMVの完成度も凄い。
私は韓国が好きなのにあまりアイドルには詳しくないのですが、MVの演出には毎回驚きます。
一言で言えば、「お金かかってる〜!」という事です。w

韓国でMVを作ると安いという噂も聞いたことがあるので、もしかしたらそれも関係しているのかもしれませんね。
あとは芸能に関しては韓国が国をあげての産業だそうなので、そういった意味でも格が違います。

次に韓国のアイドル好きが口を揃えて言うのが、努力してきた姿が見えるということ。

韓国の大手芸能事務所「SMエンターテインメント」のアイドルは、
練習生時代に1日10時間の練習を3年半続けてやっとデビューできたという苦悩話をしたりするそう。
電車賃がなくて家に帰れず、駅前で寝泊まりしたり、
レッスンに通いながら寝る間を惜しんでアルバイトをしたり、日本よりも貧富の差がある韓国ならではの苦労話もあるそう。

もちろん、同じレッスンを受けても全員がデビューできるわけではないので、熾烈な競争の過程を通り抜けなければならないのです。
【世の中には苦労なく簡単に手に入るものない】という精神力が、ファンを魅了するのでしょう。

— 努力を見せないことが美しい日本
これを聞いて思ったのが、日本人はどちらかというと対照的で、努力を見せない事が美しい、という風習がありますよね。
例えば学生時代、「私全然テスト勉強してないよ〜やば〜い」という人がクラスで上位の成績を取ったりw
自分自身にハードルをあげないというか、なんかそういう控えめなところがありますよね。

あと、芸能界に入っていて、もし売れなくて辞めてもアルバイトして生活できる日本に比べて、
韓国の時給は500円でも良い方と言われる程アルバイトの待遇は厳しく、
アイドルとして売れなければ一生暮らせないというプレッシャーもあるのかもしれません。

少女時代やKARAも、あんなに可愛いのに、親元を離れて下宿しながら自分の夢の為にレッスンを受けてきたという努力が、
その曲を聴くファンたちを余計に魅了するのでしょう。

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