グロースハッカー

grows

先日、会社の全体会議で議題になった「グロースハッカー」の本。
早速その日のうちにAmazonでポチして、翌日自宅へ届きました〜

—そもそも、グロースハックとは?

製品自体を数百万人の顧客にリーチする自己永続マーケティングマシンのこと。

うん。いまいちピンとこないですね。

もし、「このアイテムを日本中に広げてください」と言われ時、
まずは広告費の確保をして、CMやセレブリティを招いた豪華なレセプションを開き、その商品をド派手に演出したい、
という従来の考えをリセットするところから始まります。

①伝統的なマーケティング戦略を放棄し、検証・追跡・測定が可能なものだけを用いる。
②CMや宣伝や資金ではなく、ブログ・プラットフォームAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を武器とする。
③ブランディングという漠然としたものを追いかけるのではなくひたすらユーザーと成長とを「追跡」する。
そして、戦略が当たればユーザーがユーザーを巻き込む連鎖反応を生み出すことができる。

つまりグロースハッカーとは、自立し、自己増殖する成長マシンの発明者であり、オペレーターであり、整備士なのである。

—最初の無料webメールサービスとして成功したホットメールの例

ホットメールが公開される直前、「広告を打ちます。」と従来のマーケティングのアプローチを口にした。
しかし、無料サービスのためにそんなに高くつくアプローチを採用するわけにはいかないと拒否した。
ラジオ広告? → お金がかかる
ネット上の人にメールを送る? → スパムには効果がない

そこで、偶然グロースハックを思いついたのはドレイパーであった。

“追伸 愛してるよ。Hotmailで君も無料メールをゲットしよう”
この言葉をすべてのメールの文末に表示させたのだ。

するとユーザー一人がまた新しいユーザーを、
メールの1通1通がさらに多くのメールと、無料で使えるwebメールに満足する顧客を巻き込んだ。
最も重要なのは、この流れは追跡でき、調整・改善することでサービスに引き入れるユーザーを増やせたことである。

Hotmailは飛躍的に成長し、半年以内に100万人のユーザーを獲得したのだ。
その後マイクロソフトに4億ドルで買収され、立ち上げから3000万人目のユーザー獲得までにかかった期間はなんと30ヶ月。
今や無料メールサービスの代表となっているGmailもまた同じ方法で成長した事から、偶然ではないことがわかります。

以上を読んで、ターゲットが求めているものは何なのか、追求することからグロースハックは始まると考えます。

—今みんなが好きな「Instagram」の例

Instagramは当初、バーブンという位置情報を利用する写真機能付きソーシャルネットワークサービスとしてスタートした。
バーフンはユーザーを魅了し、50万ドル以上の出資を確保した。

ところが業者たちは、ユーザーが夢中になっているのはこのアプリのたった一つ「フィルター付き写真機能」である事に気づいたのだ。
サービスはすぐに今の形、フィルター付き写真投稿のためのモバイルアプリ【インスタグラム】に生まれ変わり、
立ち上げ1週間で10万人のユーザーを獲得し、18ヶ月後にはfacebookに10億ドルで買収された。

サービスと顧客が求めているものが完全にシンクロする状態「PMF(プロダクト・マーケット・フィット)」に到達するまで、
長い時間をかけて調査とイテレーションを行うことが大事!

そのPMFが奇跡的に達成されるのを待っていてはダメですね。

私は去年立ち上げた韓国通販サイトのWEBディレクションを担当させてもらえることになったので、
感覚的なデザインだけではなく、ABテストをしながらお客様に安心していただける、買いやすいサイト作りをしていきたいと思います。

ニーズ把握の一環として、今までわざと隠していた「韓国ファッション」というテキストを、SEO含めてサイトに入れてみました。
2つのサイトが相乗効果を得られるような方法をテスト中です!

今年はブログでもECサイトの話をしていこうと思います☝☻

※引用元:グロースハッカー

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